ベランダガーデニングを始める際にはどんなハサミが必要でしょう。
「えっ?ハサミが必要なの?」と思われた貴方!そう必要なのです。
こんな時に使います。すなわち、これらのお手入れの作業が発生するわけですね!
- 植物が混み入ってきたら、健康維持のために風通しを良くしてあげる。
- 花が咲き終わり近づいたら、その花を切ってあげる。
- 形が微妙になってきたら、整えて見た目をよくする。
- 紐やビニールなど資材を切る。(ワイヤーや固いものは切らない方がいい)
面倒と思うかもしれませんが、チョキチョキやればガーデニング気分も上がるというもの。
草花だけならなんとか文房具のハサミ(100円ショップ)でも行けることは行けます。
筆者もはじめたころは家にあるその辺のハサミで草花をなんとなくカットしてました。
そう、なんとなくなので、正しい知識もないまま・・・
ハサミを買うと同時に、正しい剪定や刈込の知識を備えると、草花も元気よく育ってくれますので不可欠なスキルです。
ですが、まずは形から入ってチョキチョキを気軽に楽しむことから簡単に始めてみてはいかがでしょうか。
ということで、ガーデニングを始めると絶対欲しくなるであろうハサミについて、ベランダガーデンに合うものをご紹介していきますね!
ハサミの種類について知ろう
ガーデニングショップやネットでハサミを買おうとすると、たくさん種類があって、何を選んでよいか非常に悩むと思いますので、一覧化してみました。
種類 | 用途 |
---|---|
園芸・花ハサミ (えんげい、はなはさみ) | 草花の切り戻しや剪定に使います。細い小枝(5mm)くらいならこれでも行けます。お花屋さんが使うイメージ。 |
大久保鋏 (おおくぼばさみ) | 草花の切り戻しや剪定に使います。細い小枝(5mm)くらいならこれでも行けます。植木屋さんが使うイメージかも。 |
盆栽鋏 (ぼんさいばさみ) | 盆栽の手入れに使います。 |
小枝切鋏 (こえだきりばさみ) | 足首が長くつくられているので、込み入った箇所の選定作業に使います。 |
池の坊鋏 (いけのぼうばさみ) | 生花、切り花など。華道で使用します。 |
剪定鋏 (せんていばさみ) | 植木鋏で切るのが厳しい太い枝(5mm以上~)を切る際に使います。持つところにバネが付いていて、楽に太い枝を切れます。 |
刈込鋏 (かりこみばさみ) | 生垣などの形を整える時に使われる長いハサミ。 造園屋さんが生け垣をかりこむときに使っているやつのイメージです。 |
高枝切鋏 (たかえだきりばさみ) | 高い樹木など、高所の枝を切るときに使います。 |
園芸鋸 (えんげいのこぎり) | 太い枝や幹をガリガリ切るときに使います。 |
結論から言うとこの中で、初心者お勧めなのはやはり万能型の園芸・花ハサミになります!
ベランダガーデニングと普通のガーデニングにおいて、基本的に使うハサミに違いはないかと思います。
ですが、ベランダだと、置ける植物はおのずとサイズが限られますので、お庭のガーデニングで使うような太い枝を切る枝切ハサミや、高い樹木の枝を切る高切ハサミは殆どの場合不要です。
また、園芸・花ハサミだと、カーボン樹脂などのさびにくい材質のものがありますので、手入れの「楽ちんさ」を考えると外せないです。筆者は過去に鉄製の池の坊鋏をダメにしたことがあります・・・
切れ味や玄人感を出したい方には大久保鋏もお勧めです。鉄またはステンレス製なので、錆びないように油で手入れをしたりなど・・・玄人的な面倒くさ感(笑)が味わえます。
ということで、本記事ではベランダでの使用にお勧めできる園芸・花ハサミについてお勧めのものを紹介していきます!それ以外のハサミはまた今度!
エントリーに最適の1000円台クラフトチョキ!
ネット検索すると、必ず出てくるアルスコーポレーションのハサミ。植物や野菜、果樹の手入れ、麻ひもやビニールひものカットなど、緑の現場でプロアマ問わず幅広く活躍できるハサミです。
何より安価なので何も気にせずザクザク使えます(笑)
表面にはハードクロームのコーティングがされているので、ヤニがつきにくく、さびを防いでくれるのもポイントが高いお勧めのハサミです。
気分は花屋さんな花ハサミ!
こちらもアルスコーポレーションのハサミですが、「花と花屋さんのためのハサミ」とうたわれているように、より園芸寄りに作られたタイプです。
そのため太めの茎や細い枝は難なく切れます。プロの花屋さんでも使っていると聞くと何だか安心します(笑)
グリップが大きく、扱いやすいようになっており、このグリップの色はピンクと黒の2つのカラーが展開されています。
とにかくカッコいいステンレススチールxウォールナット!
柄の部分にウォールナットがあしらわれた、とにかくかっこいいデザインのハサミです。ステンレススチール製なので、インダストリアルな雰囲気。
再研磨やブレードという特徴の説明が何とも素敵です。
●特徴1:手持ち式グリップ
●特徴2:快適なグリップを提供する竹ハンドル
●特徴3:耐錆性
●特徴4:再研磨できるブレード
●特徴5:熱処理されたステンレス鋼ブレード
●特徴6:2インチブレード
使う度にクラクラしそうな真鍮ゴールド!
ダルトン。オシャレインテリアメーカーが出しているガーデニング用のハサミは一味違います。
真鍮がゴールドに輝きます。サビ防止の油が塗布してありますので、手や衣類に付着しないよう注意が必要です。
そして、オシャレな反面、高温多湿を避けたり防錆油を塗布して保管したりなど手間がかかります。それでもオシャレを取りたい!という方にはおすすめです。
ナチュラル感満載の木製柄のハサミ
木柄調のナチュラルテイストがおしゃれ感満載のハサミです。
同じ柄のガーデングッズが色々と揃っているので、道具を統一したい方にはおすすめです。
刃の部分はステンレス製で、こちらも錆びにくい加工になっています。若干長めの作りなので、手の小さい方には使いづらいかもしれません。
まとめ
以上、お勧めの園芸・花ハサミを紹介してきました。
ハサミは何度もチョキチョキ使いますので、使いやすさが大事です。(と言いながら筆者は見た目も重視してますごめんなさい)
使いやすさについては、手のひらと全長が同じくらいだと使いやすい、と言われたり(いわれなかったり)しますが、感覚はどうしても人によってさまざま・・・。ですので、できるだけ実物を触ってから買えるのであれば、実店舗での購入をお勧めします!
最後に、今回紹介したハサミの全長などの情報を並べましたのでぜひ参考にされて下さい!
項目 | クラフトチョキ | 花ハサミ | ベアボーンズ | ダルトン | 木製柄 |
---|---|---|---|---|---|
サイズ(全長) | 16.0 cm | 17.1 cm | 18.4 cm | 16.6 cm | 20.7 cm |
刃の材質 | 高炭素刃物鋼 | 高炭素刃物鋼 | ステンレス | ステンレス・真鍮メッキ | ステンレス |
カラー展開 | 1色 | 2色 | 1色 | 1色 | 1色 |
価格帯* | 1,000円台 | 1,000円台 | 3,000円台 | 2,000円台 | 2,000円台 |