日本のベランダ。
狭いですよね~
日本に限らずヨーロッパの都市部なども狭いですが、日本の狭いベランダは都会の雑踏の中で緑を楽しみたいアーバン・ベランダーにとっては常に悩みの種ではないでしょうか。
都会のベランダでもガーデニングを楽しみたい、緑あふれる癒し空間にしたい、家庭菜園をやってみたい、などなどコロナ禍以降、自宅で過ごす時間が長くなることでベランダの活用方法をあらためて考える機会が世の中で増えてきているように思います。
(多様なベランダガーデン事例はこちらで紹介していますので是非こちらもご覧ください!)
筆者も御多分に漏れず都会でガーデニングを楽しみたいベランダーの一人なのですが、我が家のベランダは横に長いものの幅がとても狭く、ちょっと植物を置くとカニ歩きで移動せざるを得ない狭さ(笑)。にもかかわらず、新しい植物たちを衝動買いする性癖がありますので、置き場所に相違工夫が求められる日々・・・
そんな、息が詰まりそうになる狭いベランダであっても、たくましいベランダーたちは狭いスペースをうまく活かしてベランダガーデンを楽しんでいますので、それらの事例を紹介していきたいと思います。シューズラック、パレット、ウォールポケットなどクリエイティブなアイデアが満載です!
・縦や上の空間スペースを利用!
・植物のトーンを合わせてオシャレに!
・他の用途のツールを流用!
シューズラックを活用してハーブや野菜を育てる!
シューズラックを活用している事例です。
靴を入れるところが斜めになっているのを逆向きに使って、そこに植物を差し込んでいます。
普通の棚よりも、斜めに植え込むことで、植物全体に陽が当たるし、植え込めるスペースも多くとれるし、いいことづくめです。
写真の例は木製のラックを使っていますが、水やりの際に水がかかりますので木だと雰囲気は良いのですが、長年使っていると腐ってきてしまうリスクがありますので注意しましょう!
タイムやミント、リーフレタスなども植え込まれていますが、収穫もしやすい形なので便利です。
[出典:suitelife]
こちらのベランダガーデンのイメージを実現する場合の植物や資材はこちら!
パレットひとつで一気に雰囲気が出るベランダ!
[出典:The Concordia Greenhouse, MORFLORA, homedit]
木製パレットは、一気にガーデンの雰囲気を良くしてくれるので、ガーデニングでは定番素材ですがサイズが大きいのでスペースをとってしまうのが、ベランダガーデンではネックです。しかし立てかけて「縦」の空間を使うことで、ベランダガーデンでも大活躍してくれます。
木材なので、真ん中の写真の事例のように金具をつけて鉢を置くスペースを確保することもできますし、木板の間に土と水苔を混ぜ込んだものや、壁面緑化用のスポンジに植え込むことで手入れも楽になります。普通の土だと、横向きにすると乾いたときにポロポロ崩れてしまいますので注意が必要です!
右側の写真では多肉の寄せ植えにしていますが、これも味があって素敵です。パレット全体に植え込めば大きな多肉パレットの出来上がりです!
こちらのベランダガーデンのイメージを実現する場合の植物や資材はこちら!
ウォールポケットでラクチン壁面緑化
これはもう究極ラクチンな壁面緑化の方法だと思います。
雑貨などを整理するためのウォールポケットにそのまま植物をスポスポと植えこんでしまう方法です!
ビニールなどの水が抜けない素材だと根腐れしてしまいますので、水がチャント抜けるような素材のものを選びましょう。
こちらの事例もハーブや野菜を育てれば、収穫がとってもやりやすそうです。
植込みはバーミキュライトなどを主とした軽い土が良さそうです!
[出典:Igra World]
こちらのベランダガーデンのイメージを実現する場合の植物や資材はこちら!
タワープランターで狭いスペースで沢山植物を植える!
まさに狭いベランダにうってうけのタワー型のプランターも売られています。これまで紹介した事例は「加工」作業が必要になりますが、これらのプランターは最初から省スペース向けに作られているので、購入したら即座に使えるのがメリットです!DIYが不得意な人には大助かりですね。
タワー型ではなくて普通のプランターでも、大きな鉢の上に小さな鉢をさっと、おけば即席タワープランターが完成しますので、ベランダのスペースが有効活用できそうです。
タワー型プランターの場合は、
同じ系統の植物を植えることで統一感を出しても良し!
カラフルな草花で彩ってもよし!
ベランダーの好みで同じプランターでも大きく印象が異なりそうです。