ベランダにおすすめの木9選!選び方と育て方・鉢植え管理のコツを解説

3. 植物・資材・道具を買う
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ベランダに木を置くと、緑の癒しと四季の移ろいを毎日感じられます。しかし「ベランダ向きの木」は地植えと異なり、鉢のサイズ・重さ・日当たり・耐風性を考慮した選び方が必要です。本記事では鉢植えで育てやすいおすすめの落葉樹・花木を9種厳選して紹介し、管理のコツまでわかりやすく解説します。

植物は様々な分類の仕方がありますが、当サイトではガーデニング初心者の方には年中緑が見られる「常緑」のシンボルツリーをベランダに配置することをお勧めしています。

ですが、少し慣れてくると季節感を感じられる、そして夏場と冬場にメリットの出る「落葉樹」もお勧めです。

暑い夏場には葉が茂り、日陰をつくってくれる。

秋には綺麗に紅葉。

冬は葉が落ちて、室内に陽が入りやすくなる。

そのため、落葉樹も中々捨てがたいものがあります。

常緑樹と組み合わせると良いかもしれません! (常緑樹についてはこちら

それでは早速ですが、ベランダに置くシンボルツリー(落葉樹)として、よく売られている代表的なものを見ていきたいと思います。

地植え(地面に直接植える)だと、どの木も大きく育ちますが、鉢植えだと根が張れる範囲が限られますので大体2~3m前後の成長にとどまることが多く、ベランダでも育てられます。

今回は丈夫で、ベランダの鉢植えでも育てられる落葉のシンボルツリーたちを紹介していきたいと思います! 黄色 が特に今回お勧めする常緑樹たちです。

ベランダの日当たり常緑落葉
日向
(半日以上陽が射す場所)
オリーブ
  シマトネリコ  
ソヨゴ
ハイノキ
ヤマボウシ
ユーカリ
フェイジョア
エゴノキ
ジューンベリー
ハナミズキ
ブルーベリー
ドウダンツツジ
スモークツリー
半日陰
(一日数時間でも日が当たる場所)
オリーブ
 シマトネリコ 
シキミ
ソヨゴ
ハイノキ
ヤマボウシ
エゴノキ
ジューンベリー
ブルーベリー

ドウダンツツジ
イロハモミジ
ビバーナム・スノーボール
日陰
(一日中、直接日が当たらない場所   
シミキ
ソヨゴ
ハイノキ
ナンテン
斑入りアジサイ
カシワバアジサイ

ここではベランダー目線での、お勧めのシンボルツリーを紹介していきます。日当たりの環境をふまえた上で、見た目が好きだ!というものをぜひ選んでみてください。なお、地植えの場合は内容が異なってくるので、ここから下は参照しないで下さいね~!

一本のシンボルツリーがあるだけで、ベランダの雰囲気はグッと変わりますから、お気に入りの一本をぜひ見つけて下さい!

ベランダに木を置くときの選び方と注意点

地植えと異なり、ベランダの木は鉢で育てるため制限があります。以下の3点を確認してから木を選びましょう。

① 鉢のサイズと重さ(荷重制限に注意)

マンションのベランダには荷重制限(一般的に1㎡あたり180kg程度)があります。木・鉢・土の合計が大きくなりすぎないよう、8〜10号鉢(直径24〜30cm)に収まる木を選ぶのが安心です。

② 日当たりを確認する

南向きのベランダは多くの木が育ちますが、北向きや高層マンションのベランダは日陰になりやすいです。上の日当たり表を参考に、ご自宅のベランダ環境に合った木を選んでください。

③ 耐風性と落ち葉対策

高層マンションのベランダは風が強く、木が倒れたり葉が傷みやすいです。台風時に室内へ取り込めるサイズを意識し、落葉樹は排水口の詰まりや近隣への落ち葉飛散にも注意しましょう。

エゴノキ

総合お勧め度もともと日本全国に自生しているので、育て安い。
日当たり陽樹なので、日当たりは重要。
水やり湿潤な土を好みますが、耐乾性もある。
病害虫葉にタンニンが含まれるためか、害虫被害は少ない。
手入れ暑さにも寒さにも強い。GW明けごろに開花します。

エゴノキはGW頃に白い小花を房状に咲かせる日本原産の落葉高木です。鉢植えでは成長がゆっくりで2〜3mに収まりやすく、葉にタンニンを含むため虫害が少なく初心者にも育てやすいベランダ向きの木です。秋には小さな実が付き、野鳥が訪れることもあります。

ジューンベリー

総合お勧め度丈夫で初心者にも育てやすく、赤い実まで収穫できるのでかなりお勧め。
日当たり開花や実をつけるには日向がお勧めです。
半日陰の場合も午前中の朝の光が当たる場所が望ましい。
水やり乾燥には強い。
病害虫あまりつかない。春~夏にアブラムシがつくことがある。
手入れ実がつくと鳥に食べられることも!

ジューンベリーは春の白い花・初夏の甘い赤い実・秋の紅葉と三拍子そろった人気の落葉樹です。実は食べられジャムにもできます。日当たりの良いベランダなら鉢植えでも結実しやすく、ベランダに初めて木を植えるなら最初の一本としておすすめです。

ブルーベリー

総合お勧め度手入れが簡単なので、ベランダガーデン初心者にもおススメの落葉樹です。
ブルーベリーの実の収穫も楽しめます!
日当たり日光を好むので、日当たり良好な場所が望ましい。
水やり実がなっているときは水枯れ注意。ただし水のやりすぎには気を付ける。
病害虫病気にはかかりにくい。
コガネムシの幼虫に根がやられることも。
手入れ3月、5月、8月下旬に堆肥など有機物の追肥を施す。
東北~北海道などの寒冷地では真冬は鉢にマルチングするなど防寒対策が必要。

ブルーベリーは収穫も紅葉も楽しめる落葉果樹で、ベランダで育てやすい木の代表格です。春の白いベル型の花も可憐で観賞価値があります。実付きをよくするには同系統(サザン系・ノーザン系)の2品種以上を並べて植えるのがポイントです。

ドウダンツツジ

総合お勧め度もともと日本全国に自生しているので、育て安い。
緑の葉がきれいで、紅葉も楽しめるのでお勧め。
日当たり半日陰なら耐える。但し花付きや紅葉は地味に。
水やり他の落葉樹にも共通するが、葉がついているうちはしっかり水やり。
葉が落ちたら控えめに。
病害虫病気や害虫はほとんどつかない。ハダニくらい。
手入れ極端な乾燥は嫌うので注意を。形を整えるための剪定は紅葉が終わったころに。

ドウダンツツジは春の白い鈴形の花と秋の真っ赤な紅葉が美しい落葉低木です。強剪定にも耐えるため鉢植えでコンパクトに管理しやすく、寒さに強く病気も少ないため初心者にも育てやすいベランダ向きの木です。

イロハモミジ

総合お勧め度日本庭園テイストなベランダには欠かせません。
日当たりのよいベランダで育てれば秋に紅葉が楽しめます。
日当たり半日陰でも育ちますが、きれいな紅葉を見たければ日向で管理!
水やり乾燥には強くないので、表土が乾いたらしっかり水やり。
病害虫梅雨にうどん粉病が発生することがある。
アブラムシがつくことも。カミキリの幼虫には注意!
手入れ盆栽もあるように、鉢植えだと巨木にはなりません。
伸びすぎたら落葉後に剪定しましょう。

イロハモミジは日本の秋を象徴する落葉高木で、ベランダの木として根強い人気があります。鉢植えでは成長がゆっくりになるため狭いベランダでも管理しやすく、春の新芽・夏の緑陰・秋の紅葉と1年を通じて美しい変化を楽しめます。

スモークツリー

総合お勧め度「煙」の名前の由来でもある特徴的な花穂が何と言っても魅力的。
日当たり日向が良いが、半日陰も耐える。
水やり乾燥には強いが、湿度には弱いので、乾燥気味にする。
病害虫あまりつかない。
手入れ根が浅いので、鉢植えは強風時に倒れないよう注意が必要。
成長は早めなので良く伸びる場合は、毎年剪定を行う。

スモークツリーは夏に羽毛状の花穂が煙のように広がる個性的な落葉樹です。葉色も紫・緑・黄色など豊富で、ベランダにインテリアグリーンのような独特の存在感をプラスします。秋の紅葉も美しく通年楽しめるおすすめの木です。

ビバーナム・スノーボール

[出典:gardenplantsena]
総合お勧め度白い紫陽花のようですが別種類。
寒暖にも病害虫にも強く、育てやすいのでおススメ。
日当たりできるだけ日向で育てる。
水やり普通に水やり。土が乾いたら水やりしてあげましょう。
病害虫ほとんどつかない。
手入れ自然に樹形が整うので、剪定はあまり必要なく、手入れは楽。

ビバーナム・スノーボール(テマリカンボク)は春に白い毬状の花を次々と咲かせる落葉低木です。コンパクトにまとまりやすく鉢植えのベランダにも向いており、大ぶりの花が独特の存在感を放ちます。

斑入りアジサイ

[出典:Hitohana]
総合お勧め度アジサイはアジサイでも斑入りの葉の紫陽花はまた別格。
葉だけでもとても美しいのでぜひお勧めしたいです。
日当たり日当たりが良すぎると葉焼けしたりするので半日陰がベストですが、
日陰でも育ちます。
水やり花がついているあいだ、暑い時期は水をとても良く数ので、
水が切れないよう注意して水やりをする。
病害虫色々虫がつくが、比較的頑強。
手入れ斑入りも普通の紫陽花と基本的には同じ育て方。
土の成分で花色が変化する。七変化と呼ばれるほど。
剪定は必ず正しいやり方で。そうしないと次の年の花が咲かないことも。

斑入りアジサイは白い斑の入った美しい葉が特徴の落葉低木で、花のない時期も葉を観賞できます。半日陰でも育つため日当たりが悪いベランダでも育てられる木として人気があります。

カシワバアジサイ

[出典:Hitohana]
総合お勧め度様々な種類があるが、葉がシルバー系で美しいものが多い。
置き場所や水やりに失敗すると、あっという間に枯れる。ベランダでの栽培は難しい部類。
日当たり日向向き。日陰でも耐えるが、花付きがわるくなる。
水やり普通に水やり。土が乾いたら水やりしてあげましょう。
但し葉が大きくて立派なので、他の植物より土が乾きやすいので
病害虫カイガラムシなど。基本的にはあまりつかない。
手入れ鉢植えなら剪定はあまり必要ない。

カシワバアジサイは柏葉状の大きな葉と穂状の白花が特徴的な落葉低木です。半日陰でも育ち秋の葉の紅葉も楽しめることから、日陰のベランダでも育てられる木として人気があります。

日陰のベランダでも育てられる木

北向きや建物に囲まれた日当たりの悪いベランダでも育てられる木があります。特におすすめがアオキヤブコウジです。

アオキ

アオキは耐陰性が非常に高い常緑低木で、日陰のベランダでも元気に育つ数少ない木のひとつです。斑入り品種は葉が美しく観葉植物のような雰囲気があります。秋冬には赤い実も付き、1年を通じて楽しめます。

ヤブコウジ

ヤブコウジは日本の林床に自生する小型の常緑低木で、北向きの暗い環境にも適応します。赤い実が可愛らしく正月飾りにも使われます。非常にコンパクトなため小さな鉢でベランダに置けます。

ベランダの木を鉢植えで育てるコツ

ベランダの鉢植えで木を長く元気に育てるための管理ポイントをまとめます。

水やり

鉢植えの木は土が乾きやすいため、夏場は1日1〜2回・春秋は1〜2日に1回が目安です。「表土が乾いたらたっぷり与える」を基本とし、受け皿に水を溜めっぱなしにしないよう注意しましょう。

肥料

生育期(春〜秋)に緩効性肥料を月1〜2回施します。冬は休眠期のため施肥は不要です。窒素が多すぎると葉ばかりが茂るので、バランスの良い配合肥料を選びましょう。

剪定と植え替え

落葉樹の剪定は冬の休眠期(12〜2月)が適期。徒長した枝を切り樹形を整えます。2〜3年に一度、春に根詰まりを解消するため1〜2回り大きな鉢へ植え替えましょう。

まとめ:ベランダにおすすめの木の選び方

ベランダに木を置くと緑に包まれた心地よい空間が生まれ、四季の変化を毎日楽しめます。選ぶ際のポイントは①鉢のサイズと重さ ②日当たり ③耐風性と落ち葉対策の3点です。

日当たりの良いベランダにはエゴノキ・ジューンベリー・イロハモミジなどの落葉樹が、日陰のベランダにはアオキ・斑入りアジサイ・カシワバアジサイが特におすすめです。常緑樹と組み合わせることで、冬も寂しくならないベランダガーデンが完成します。ぜひご自分のベランダ環境に合った木を選んで、緑あふれるベランダライフを楽しんでください!

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